「送料の有無」がECサイトでの商品購入の後押しになると消費者の9割が回答

ネット通販に関するアンケート

消費者の9割がECサイトでの商品購入の際に「送料の有無」購入の決め手になると考えていることが分かりました。

 

ジャストシステムが行った「ネット通販に関するアンケート」では、「購入の後押し」として影響する要素は「送料の有無」が最も多く、「普段使いの商品」を買う場合は、9割超が影響を与えると回答しました。

 

この調査は、2014年11月17日〜11月17日の期間に、事前の調査で「直近半年以内にネットショッピングを利用した」と回答した20代〜50代の男女1000人を対象とし、アンケート方式で行われました。

 

調査概要

実施期間 2014年11月17日(月)
調査対象 事前の調査で「直近半年以内にネットショッピングを利用した」と回答した20代~50代の男女
有効回答数 1000
調査方法 セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
関連サイト https://www.fast-ask.com/report/report-netshopping-20141205.html

 

アンケートは、「購入の後押し」として影響する要素を「普段使いの商品購入」、「自分へのご褒美」、「大切な人へのギフト」の3つにケースに分けて尋ねました。

 

その結果、いずれも「送料の有無」が「非常に大きな影響を与える」と回答した人が最も多かったそうです。

特に「普段使いの商品」購入のケースでは、「非常に大きな影響を与える」と「影響を与える」合わせて90.4%にも上りました。

 

つまり、購入決定を左右する要因としては「送料の有無」が最も影響すると考えているということです。

 

なお、送料の有無が「非常に大きな影響を与える」と回答した人は、「普段使いの商品購入」で56.6%でした。

また、「自分へのご褒美」が53.1%、「大切な人へのギフト」が48.5%と、いずれも約5割の人が「非常に大きな影響を与える」と考えているようです。

 

「レビューなどの評価」も大きな影響あり

送料の有無に次ぐのは「レビューなどの評価」でした。

この問いで「普段使いの商品購入」は24.5%、「自分へのご褒美」は27.7%、「大切な人へのギフト」では35.5%が「非常に大きな影響を与える」と回答しています。

 

さらに、「普段使いの商品」を購入する場合では、「非常に大きな影響を与える」「影響を与える」を合わせると70.2%にも上りました。

 

また、このアンケートでは、ECショッピングの頻度についても尋ねています。

 

その結果、「週1回以上、リアルでのショッピングをする」人のうち15.6%が「週に1回以上」となりました。

次いで「週に1回程度」が12.8%でした。「週に1回程度、リアルでのショッピング」をする人では、「週に1回以上」する人は9.6%、「週に1回程度」は12.6%という結果でした。

 

山中洋史

コンサルタント紹介:Hiroshi Yamanaka

ネットショップのユーザビリティや導線の設計を手掛けるデザイナー兼コンサルタント。
最近はUSPの構築など戦略全体から手掛ける事も増えているため、
クライアントの価値観や物事の本質を見極めることを心掛けている。

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