読み:だいれくと・まーけてぃんぐ英語名:Direct marketing
ダイレクト・マーケティングとは、外部の流通チャネル(モール型ECサイト、通販雑誌、テレビショッピング、販売代理店など)を介さずに、ターゲットとなる消費者と直接的にコミュニケーションを図って商品を販売するマーケティング手法です。
一昔前までは、自社だけで顧客との接点を生み出し、商品を直接販売することは困難で、何かしらの外部チャネルに頼ったマーケティングをするのが一般的でした。
しかし、インターネットの普及とSNS(Facebook、Twitterなど)登場により、企業が消費者と直接コミュニケーションを取る環境が整いました。
企業と消費者がダイレクトに繋がることで、中間経費を削減することができますので、企業は利益率をアップさせることが出来、消費者はより安価に商品を購入できるようになり、両者にメリットが生まれています。
また、企業が消費者の声をダイレクトに聞くことができ、より消費者のニーズを汲み取った商品開発ができるようになっています。
実際に消費者の声から生まれた商品も、21世紀に入ってからは出てきています。
ダイレクト・マーケティングを成功させるには、ターゲットとなる消費者との接点を如何にして生み出すかが重要です。
ECサイトの場合は、購入者や希望者にメールマガジンを配信するのが、最も安価な方法でしょう。