ビッグデータ

読み:びっぐでーた英語名:Big data

ビッグデータとは、2011年頃から登場した新しい概念です。

そのため、現時点で明確な定義は定まっていませんが、「インターネットの普及とIT技術の進化によって生まれた、従来の企業が扱ってきた以上の大容量かつ多用なデータを扱う仕組み」と考えれば良いでしょう。

 

TSUTAYAを運営するCCC(Culture Convenience Club)は、ビッグデータを集積する代表的な日本企業です。

TポイントカードはDVDなどのレンタルに限らず、今や様々な店舗・WEBサービスなどでポイントカードとして機能しています。

 

Tカードを利用する数千万人のデータを解析することで、たとえば、「最新のラブロマンス映画をレンタルした20代女性は、○○というブランドの洋服を購入する傾向が強い」とか、「アダルトビデオをレンタルし、コンビニでカップ麺を購入した40代男性は、消費者金融を利用する可能性が高い」といった分析結果を得ることができます。

 

このようにビッグデータから得られる解析結果をマーケティングに活用しようとする動きが出てきています。

プライバシーの問題もあり、ビッグデータの活用の是非には賛否両論がありますが、企業のマーケティング活動は、従来とは違う次元のアプローチに踏みだそうとしています。

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