読み:ばずまーけてぃんぐ英語名:Buzz Marketing
バズマーケティング(Buzz Marketing)とは、いわゆる口コミによるマーケティングです。
バズ(Buzz)という英単語は「蜂がぶんぶん飛ぶ音」を示すことから、人の口から口へと情報が伝達するイメージで、バズマーケティングという用語が生まれました。
口コミ自体は、とても古典的なマーケティング手法ですが、従来の口コミとバズマーケティングが決定的に異なる点は、販売ターゲットを明確に設定し、そのターゲットの母集団の中で戦略的に口コミを誘発することが挙げられます。
たとえば、スマホの新製品のターゲットを女子高生に定めた場合、女子高生という母集団の中で影響力の強い人物(読者モデル、有名な女子高生ブロガー、繁華街で知名度のある女子高生など)にその商品を使ってもらいます。
すると、「憧れの○○ちゃんも使ってる」ということで、周囲の女子高生たちが自然と口コミを発生させてくれるのです。
更に、ここ数年のSNSの普及に伴い、バズマーケティングの主要な舞台はネット上に移行しています。
ユーザーの興味・関心に引っかかる投稿をして、Twitterでのリツイートや、Facebookでのシェアを獲得することが、スマホ・SNS時代のバズマーケティングの成功の鍵を握っています。