ビジュアル・アイデンティティ

読み:びじゅある・あいでんてぃてぃ英語名:Visual Identity

ビジュアル・アイデンティティ(Visual Identity)とは、コーポレート・アイデンティティ(CI)を構成する要素の一つで、ロゴマークやシンボルマークなどの図案のことです。

CIの中でも中心的役割を担う要素で、企業が顧客に伝えたいイメージを効果的に表現する必要があります。

 

ビジュアル・アイデンティティの成功事例としては、アップル社やマクドナルド社が挙げられます。

 

アップル社は、1990年代までは一部のガジェット好きに信奉されるメーカーに過ぎませんでした。

しかし、2000年台にiPod、iPhone、iPad、MacBook Airなどを次々に市場に投入してシェアを拡大し、今では世界で最もブランド価値の高い企業になっています。同社のリンゴマークのロゴは、今や世界中で知られています。

 

また、マクドナルド社の黄色いM字のロゴは、世界で最も認知度の高いものです。

試しに東京などの繁華街のメインストリートに立ってみてください。

数百もの企業・店舗のロゴが視界に入りますが、真っ先に目に飛び込んでくるのは、他の何処のロゴでもなくマクドナルドのロゴでしょう。

 

もちろん世界的な大企業のようなロゴの認知度を獲得することは困難ですが、ECサイト運営においても、既存顧客にロゴとブランドイメージを浸透させることができれば、リピーター獲得にも繋がります。

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