マーケティング

読み:まーけてぃんぐ英語名:Marketing

マーケティングとは、企業の活動の内、「顧客が真に求める商品・サービスを作り、その商品・サービスに関する情報を届け、顧客がその商品・サービスをスムーズに購入できるようにする活動」の全てを指します。
そのため、商品開発・広告宣伝・販路確保など企業活動の大半がマーケティングになります。

 

マーケティングを理解して経営に活かすことは最初は難しいことですが、シンプルに「お客様に価値を提供してお金を頂くこと」だと理解しておけば、企業活動において大きく道を外すことはないでしょう。

 

最近では、企業だけでなく、非営利組織(NPO、NGO、財団法人、社団法人など)や行政機関(国や地方自治体)などでも、マーケティング活動の重要性が高まっています。

 

日本では、2011年に起こった東日本大震災の際に、マーケティング能力の高い一部のNPOが効果的に被災者支援活動をした一方で、現地入りしたものの非効率な活動に終始し、充分な成果を挙げられなかったNPOもありました。
また、政府の被災者への支援も、当初は当事者のニーズとかけ離れていた部分も少なくなかったようす。
そういった経緯から、非営利組織や政府機関にも、マーケティング感覚が必要だという認識が広がりつつあります。

 

ECサイト運営においては、パソコンに向かって仕事をすることが多く、顧客のことを忘れてしまいがちですが、常に「お客様に価値を提供する」ということを念頭に置いて、各種の業務に取り組むことが大切です。

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