ニッチ(ニッチ市場)

読み:にっち英語名:Niche market

ニッチ(ニッチ市場)とは、市場全体の中でも特定のニーズを持つ小規模な市場のことです。
隙間市場のため規模は小さいですが、その市場に独特のニーズを満たす商品・サービスを提供することができれば、顧客はプレミアム価格(やや割高な価格設定)を容認する傾向があります。

 

従来は中小企業でも競争できる市場として認識されていましたが、近年では予算規模の潤沢な大企業までもがニッチ市場に対してマーケティングを始めています。
例えば、「秋葉原のアイドルオタク向け」というニッチ市場だったものが、AKB48グループという全国的な大規模市場に発展したように、ニッチ市場には今後の発展性を見込めるものもあります。

 

これから個人や小さな会社でECサイト事業に参入する場合は、ニッチ市場を攻め、その市場の顧客の独特なニーズを満たす商品を販売することが、成功への近道と言えるでしょう。
「○○なら他社には絶対に負けない!」という分野を作ることが、これからEC業界に参入する後発組企業に必要な戦略になります。

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