読み：さぶりみなるこうか英語名：Subliminal effect
サブリミナル効果とは、潜在意識に刺激を与えることで表れるとされている効果です。
科学者の間でも、サブリミナル効果の存在を肯定する人と否定する人がおり、その効果や度合いについては、測定の困難さも相まって、不明な点も多々あります。
サブリミナル効果を巡る実験では、「映画の中に意識できない程度の長さでポップコーンの宣伝を流したら売上がアップした」「音楽の中に赤ん坊の鳴き声を含ませたら、女性の胸が大きくなった」などの効果を示すものもあります。
日本では、1990年代に起こった一連のオウム真理教事件の際に、一部のテレビ番組で麻原彰晃の顔写真が挿入されていたことが分かり、大きな社会問題に発展しました。
その結果、サブリミナル効果の利用は制限されているのが現状です。
サブリミナル効果を企業の営利活動に活かすことは、売上アップの観点からは効果がある可能性もありますが、ECサイト運営において検討する必要はないでしょう。
索引から探す
