テスト・マーケティング

読み:てすと・まーけてぃんぐ英語名:Test marketing

テスト・マーケティングとは、新製品を本格的に販売する前に、限られた地域で小規模で販売実験をすることです。

これは消費者から新製品に対する評価を収集するためのテストの意味合いが大きく、テスト・マーケティングでの評価が高ければ、広範囲で本格的に販売されます。

 

逆に消費者からの評価が低ければ、その商品は広く販売されること無く、テスト・マーケティングの段階でお蔵入りになる場合もあります。

 

テスト・マーケティングを行えば、新製品が市場に受け入れられず大失敗するリスクを回避できたり、今後の本格的なマーケティング活動に必要なデータを収集できたりといったメリットがあります。

 

最近の事例では、コンビニ各社が店頭でドーナツ販売を開始するに当たり、一部地域で先行販売して消費者の反応を確認した上で、徐々に全国展開したケースが挙げられます。

 

ECサイトはネット上で運営される店舗ですので、「地域限定」という形でテスト・マーケティングをすることはできません。

 

しかし、既存顧客限定でメルマガを配信して新商品を販売するなどの方法を取れば、ECサイトでもテスト・マーケティングを行うことができます。

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