前回より開始した「グーグルアナリティクスをより使いこなすためのTips」ですが、第二弾の今回は「ユーザーの追加」についてです。

 

例えば、社内で担当者が増えた場合や、外部の方にアクセス解析の依頼をする時など、グーグルアナリティクスにアクセス出来るユーザーを追加する方法を解説致します。

 

また、各ユーザー毎に付与する権限の使い分けなども併せて解説致します。今回も非常に簡単に出来ますので、権限付与の使い分けの方法を覚えておくと便利だと思います。

 

設定時間：約3分

グーグルアナリティクスへのユーザー追加について

グーグルアナリティクスのユーザー追加とは、アナリティクスへアクセスできるユーザーを追加する機能です。

 

前述の通り社内の担当者や外部の方などに、アクセス解析の業務を依頼する際によく使います。

 

追加するユーザーに合わせて権限を付与することで円滑な運営が可能になりますので、権限の種類や使い分けは特に重要です。

 

アクセス権限の種類について

アクセス権減は全部で4種類あります。複数選択も可能です。

 

アナリティクスを使いこなす事が必要なユーザーには「編集」権限までを付与する事を推奨します。

ユーザー管理	アナリティクスにアクセスできるユーザーの追加/削除、権限の設定などの管理をする権限です。編集と共同編集の権限は含まれません。
編集	アカウントのプロパティやビュー、フィルタ、目標などの追加/削除やレポートデータの表示が可能です。ユーザー管理の権限は含まれません。
共有設定	マイレポートやカスタムレポート、ダッシュボードやメモの編集などを分析に必要な機能を利用でき、他のユーザーと共有できる権限。表示の分析の権限も含まれます。
表示と分析	マイレポートやカスタムレポート、ダッシュボードやメモの編集などを分析に必要な機能は利用できるが、他のユーザーとは共有できない。

 

付与する権限を間違えるとトラブルの元になる事もありますので、慎重におこないましょう。

 

なお、付与する権限の使い分けの目安の一例です。

ユーザー追加の設定方法

以下の手順で「ユーザー管理」の設定画面を開きます。

 

1,アナリティクス設定を開く

グーグルアナリティクスの画面の最上部にある「アナリティクス設定」をクリックして下さい。

 

2,アカウントを選択する

一つしかアカウントを管理していない場合は、なにもしなくて大丈夫です。

複数のアカウントを持っている場合は、該当のアカウントをお選びください。

 

3,プロバティを選択する

一つしかプロバティを管理していない場合は、なにもしなくて大丈夫です。

複数のプロバティを持っている場合は、該当のプロバティをお選びください。

 

4,ビューの中から「すべてのウェブサイトのデータ」をクリックする

 

5,「ユーザー管理」をクリックする

 

 

新しいユーザーを追加します。

1,追加するユーザーのメールアドレスを入力する

「ユーザー管理」をクリックすると右側に以下の画面が表示されますので、「権限を付与するユーザー」の下の入力ボックスに追加するユーザーのメールアドレスを入力して下さい。

 

2,追加するユーザーに付与する権限を選択します。

 

3,追加するユーザーにメールで通知する場合は、チェックを入れます。

 

4,追加ボタンをクリックします。

 

 

以上にてグーグルアナリティクスへのユーザー追加の設定は完了です。

 

サイトの規模が大きくなると関係者も増え、ユーザーを追加する機会も増えることだと思います。

付与する権限を役職や担当毎に使い分けて、ユーザー管理を円滑にしましょう。

 

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