ネットショップの売上を上げるメルマガの書き方と有効な5つのコンテンツ

ネットショップのメルマガの書き方

ネットショップ運営者の皆さん、メルマガを発行しているでしょうか!?

 

メルマガは、ネットマーケティングの中で非常に有効性の高いメディアだと言われています。

 

最近は、メルマガの開封率が下がっておりますが、使い方や伝え方次第ではまだまだ有効です。

 

それは、ネットショップが、検索経由やSNS経由などでお客様がページ閲覧に来るのを待つ「受け身のメディア」なのに対して、メルマガは、お客様のメールボックスまでお邪魔させて頂いて、自社の商品をセールスできる「攻めのメディア」だと言えるからです。

 

さて、今回の記事では、ネットショップのメルマガの書き方と有効な5つのコンテンツとして、「新着商品の情報」「セールの情報」「メルマガ会員限定のクーポン配布」「商品に関する関連情報」「今週(今月)のおすすめ商品」の5項目をご紹介します。

 

1,新着商品の情報

お客様は常に「新商品」というワードに敏感です。コンビニやスーパーなどで買い物をする際に、「新商品」というポップの付いた商品につい手が伸びたという経験は誰しもあるのではないでしょうか。

 

あなたが運営するネットショップを訪れ、メルマガに自発的に登録したお客様は、あなたが販売する商品に対する関心度が非常に高い状態です。

 

そのため、新着商品の情報を毎回きちんと配信すると売上に繋がりやすく、お客様をリピーター客にできる可能性が高くなります。

 

2,セールの情報

メルマガのコンテンツとして、セール情報の配信は非常に有効です。

 

特に、消費増税で景気がやや落ち込み、将来的に更に消費税がアップすることになっている中、消費者は商品の値段に非常に敏感になっているためです。

 

ネットショップのメルマガに登録しているお客様の中には、欲しい商品があるけど価格で迷っているという方が少なくありません。そんなお客様には、セール情報は購入の決め手になる可能性があります。

 

セールを開催するタイミングとしては、一般的には、「クリスマス」「年末年始」「バレンタイン・ホワイトデー」「卒業・新入学シーズン」「夏・冬のボーナスシーズン」などでしょう。

 

ただ、これらの時期は、世の中のほぼ全てのショップ(ネットショップに限らず実店舗も含め)がセールを開催しますので、あなたのネットショップのセール情報が埋もれてしまう可能性もあります。

 

一般的なセール時期を抑えつつ、他社とは違うタイミングでのセールを検討しても良いでしょう。

 

3,メルマガ会員限定のクーポン配布

カラーミーショップやショップサーブなど、国内の主要なネットショップ構築サービスでは、クーポンコードを発行する機能が提供されています。

ネットショップが発行したクーポンコードを決済画面で入力すると、割引が適用されるという仕組みです。

 

クーポン券の効果については、この記事を御覧の読者の方々も、実体験として実証済ではないでしょうか。

マクドナルドなどの飲食店ではクーポンを配布すると売上が瞬間的にアップすると言われており、最近ではアパレルショップや美容関連などでもクーポンを配布することが多くなっています。

 

毎回のメルマガを開いてもらい、商品購入に結びつける手段として、メルガマタイトルに「クーポン付き」という文言を含ませることも有効です。

 

【クーポン付き】新着商品のご案内、メルマガ会員様限定のセール情報!!

 

のようなタイトルのメールであれば、日々大量に届くメールの中に埋もれることなく、メールを開封してもらえる可能性が高いと思います。

 

4,商品に関する関連情報

ネットショップは直接手に取って商品を確認できないため、お客様は常に不安を抱えて買い物をしています。

 

そのため、商品に関する様々な情報を提供することで、お客様に少しでも商品のことをよく知っていただき、購入への足枷を外すことを目指しましょう。

 

自社制作の商品であれば、制作秘話や製造工程などを詳細に紹介することで、商品の品質や性能などに対する信頼性が増すでしょう。

衣類やバッグ、機械製品などであれば、定期的に必要な手入れの方法を紹介することで、購入を迷う気持ちを一つ消すことができるかもしれません。

 

海外から商品を仕入れている場合であれば、現地に仕入れに行った際のレポートを旅行記風に記事にすると、読み物としてお客様の共感を得られる可能性があります。

 

商品に関する関連情報であれば、どんな情報でも積極的に配信してみてください。

 

5,今週(今月)のおすすめ商品

メルマガを配信する頻度に合わせて、今週や今月のおすすめ商品を紹介しましょう。

 

たとえば、バレンタインの時期であれば、男性へのプレゼントにおすすめの商品を紹介すると、女性のお客様には効果的です。

 

卒業・入学シーズンであれば、文具やバッグなどを販売するショップなら、子供の親や祖父母の世代のお客様に響く可能性が高いでしょう。

 

自社が販売する商品を、季節のイベントなどと絡めて、「今週(今月)のおすすめの商品」として紹介すると、自然な形で商品をアピールすることができます。

 

まとめ

メルマガは、攻めのメディアとして、ネットショップの売上アップに大きく寄与します。

 

日々の様々な業務の中で、更に定期的にメルマガを発行するのは大変かもしれませんが、ネットショップを運営するからには、必須のマーケティング戦略だと考え、必ず取り組んでください。

 

山中洋史

コンサルタント紹介:Hiroshi Yamanaka

ネットショップのユーザビリティや導線の設計を手掛けるデザイナー兼コンサルタント。
最近はUSPの構築など戦略全体から手掛ける事も増えているため、
クライアントの価値観や物事の本質を見極めることを心掛けている。

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