商品の販売方法でこんな間違いをしていませんか?

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突然ですが、分冊百科(ぶんさつひゃっか)ってご存知ですか?

例えばスポーツカーや鉄道などの模型を、パーツ毎に分けて定期的に発行し完成させる出版物のことです。

 

創刊号はついつい買ってしまう安い値段ですが、2号目以降は倍ぐらいの価格になっているにも関わらず、

完成させたい欲求に負けて全巻買ってしまうアレです。

 

男の子の心理をとても巧くついた販売方法ですよね。メカ好きで収集グセがありますからね、男の子は。

 

でも反対に、最初から完成されていたり、全パーツを同時に購入出来る状態だとどうでしょうか?

おそらく購入する人は激減する事でしょう。

 

実は、販売方法がほんの少し違うだけで、繁盛店とそうでないお店へと大きな差が出る事が多々あります。

特にECサイトでは比較検討され易いので顕著に差が出ております。

一時的に話題になったお店でも1年後にアクセスしてみると、閉鎖してしまったお店をいくつも見てきました。

もう、0か100かの世界です。

 

 

では、その違いは何でしょうか?

初回の購入のし易さと、継続のし易さ

その違いの一つに「初回の購入のし易さと、継続のし易さ」があるのでは無いでしょうか?

 

初回の価格を下げる事で購入のし易さを増やし、また何回かに分ける事で買う楽しみが増え、購入頻度も増える。

 

弊社のクライアント様で、法人に販売する商品の販売方法について相談がありました。

「頻繁に買い替えるものではない」というクライアント様の思い込みから、商品数が少ない状態でした。

 

そこで「定期的に購入する商品」という前提で商品数を増やして、定期コースを用意してみてはどうだろう?

もしくは、会社で一つではなく、従業員が一つずつ購入する商品にしてみてはどうだろう?

 

また、初めて買う時の障壁を少なくするために、初回価格を下げるのはどうだろう?

ほんの少し視点を変えただけで、販売方法が変わり、さらには商品の使い方も変わりました。

 

普段の生活にも同じような販売方法が多々あります。

代表的なものがサプリメントです。

初回は格安で販売し、まずはお試しで体験する。

ただし、やたらむやみに試して頂くのではなく、初回で変化を感じる量を提供しなければ、継続して貰えません。

 

このように、世の中には自分のビジネスに応用できるヒントが沢山落ちています。

少し視点や角度を変えてみると、沢山見つかります。

特に他業種での常識を自分の業界に取り入れてみると新しい方法になることもよくあります。

 

しかし、自分の商品に愛着があればあるほど、思い込みが強くなる傾向になり、見落としてしまいがちです。

意外と商品についての知識がない方が、疑問と好奇心でヒントを見つけることができます。

 

私たちコンサルタントはそのような方法やヒントを探す事が得意です。

 

もし、よいアイデアが見つからないのであれば、私たちコンサルタントを活用してみて下さい。

短期間で大きな変化を感じられるお手伝いをします。

 

山中洋史

コンサルタント紹介:Hiroshi Yamanaka

ネットショップのユーザビリティや導線の設計を手掛けるデザイナー兼コンサルタント。
最近はUSPの構築など戦略全体から手掛ける事も増えているため、
クライアントの価値観や物事の本質を見極めることを心掛けている。

無料テンプレートのご案内
アパレルなどの商品数が多いショップ向きのテンプレートが無料でダウンロードできます

商品点数が多いショップ用のテンプレートとして制作しました。商品ページにまで迷わず辿り着けるように設計しています。
また商品ページではただの商品スペックのみ書くのではなく独自のコンテンツが掲載できるようにスペースもたっぷと確保しています。

是非商品購入後の未来像がイメージできる商品写真とテキストをご準備してご利用下さい

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