イオンモールは11月27日、同社が運営するECサイト「イオンモールオンライン」を新たに情報発信サイトとしてリニューアルオープンしました。
リニューアル前はアパレルを中心としたネットショップでしたが、今回のリニューアルで情報発信が中心のサイトになり、実際にイオンモールへ行く前に様々な情報が確認できるようになりました。
リアル店舗で販売する商品についてはもちろんのこと、イベント情報も届けてくれます。
さらには、会員登録すると会員個人にあった商品の提案もしてくれるそうです。
具体的には、イオンモールに出店する150ショップの商品が約40万点掲載されています。
ここで欲しい商品を見つけたら、どの店舗で購入できるのか確認できます。
消費者の行動に着目しリニューアル
イオンモールはリニューアルに当たり、ウェブルーミングとショールーミングという消費行動に着目しました。
ウェブルーミングとは、店舗で購入する前に事前に商品情報を確認することです。
ショールーミングとはこの逆で、実際に店舗で確認した商品を、その後にネット通販によって購入することです。
今回は、この二つの行動に合わせ、どちらでも便利に購入できるようなシステムを目指したといいます。
なお、各店舗の公式サイトなどを経由して購入することもできるようになりました。
ここが以前と大きく違うことです。
各商品を取り扱っている公式サイトへ誘導しているのです。アフィリエイトの仕組みを取り入れているようです。
ネットとリアル店舗との融合だけではなく、外部のサイトへ誘導する戦略は、今後どのように展開していくのでしょうか。興味深いですね。
コンサルタント紹介:Hiroshi Yamanaka
ネットショップのユーザビリティや導線の設計を手掛けるデザイナー兼コンサルタント。
最近はUSPの構築など戦略全体から手掛ける事も増えているため、
クライアントの価値観や物事の本質を見極めることを心掛けている。
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