ソーシャルメディアマーケティング支援事業を手がけるアライドアーキテクツ株式会社は、画像共有SNS「インスタグラム(Instagram)※」を活用したキャンペーン支援ツールを開発したと発表しました。
※インスタグラムとは、スマホで撮影した写真を共有する写真に特化したSNSです。
ツイッターやフェイスブックのようにタイムラインがあり、写真に対して「いいね!」が押せたりコメントができます。
11月末より、国内外の企業/ブランドに向けてサービスの提供を開始します。
インスタグラムのAPIを活用しシステム化されたキャンペーン支援ツールが法人向けに提供されるのは、国内で初めてとなるそうです。
インスタグラムは、2012年から米Facebook社傘下で提供される画像共有SNSおよびモバイルアプリです。
写真や動画をアート作品のようにフィルター加工できる機能が人気を集め、2014年時点でMAUは全世界で2億人以上にのぼり、1日に平均約6,000万枚の写真が投稿されています。
キャンペーン支援ツール開発の背景
このような機能を持つため、ファーストリテイリング傘下のジーユーがこのアプリでECへのリンクを貼ったプロモーションを行うなど、アパレルを中心としたEC企業の活用が目立ってきています。
今回の法人向けキャンペーン支援ツール提供は、こうしたニーズをさらに開拓したいという狙いのようです。
提供開始する支援ツールは、これまで手動で行われてきた「インスタグラム経由でのキャンペーン参加ユーザー」の管理をシステム化しました。
これにより、大規模なキャンペーンや店舗や外部サイト等と連携した大型キャンペーン等も簡単に開催することができます。
企業やブランドが、インスタグラムユーザーを対象としたプロモーションキャンペーンをオンライン上で安価かつ短期間行えるようになりました。
また、キャンペーンを通じてユーザーがInstagramに投稿した画像・動画を収集/蓄積し、生活者発信のUGC※として企業サイト等へ容易に書き出すことができるようになりました。
※UGCとは、User-Generated Contentsの略。インターネットのユーザーによって投稿・作成されたコンテンツのこと。
Instagramのプロモーション活用セミナー
なお、今回のサービスの開始に伴い、アライドアーキテクツが運営するブログメディア「SMMLab(ソーシャルメディアマーケティングラボ)」主催のもと、Instagramのプロモーション活用に関するセミナーを12月9日に開催する予定です。
詳細についてはこちらをご覧ください。
このような新しいアプリを使ったプロモーションは大変興味深いですね。
是非、ネットショップのオーナー様は、他社がどのようなコンセプトでどのようなターゲットに発信しているのか、見えない部分も意識してチェックしてみてください。
プロモーションをより効果的に活用する事が出来るのではないでしょうか。
コンサルタント紹介:Hiroshi Yamanaka
ネットショップのユーザビリティや導線の設計を手掛けるデザイナー兼コンサルタント。
最近はUSPの構築など戦略全体から手掛ける事も増えているため、
クライアントの価値観や物事の本質を見極めることを心掛けている。
ネットショップの売上改善のご相談を3社限定無料で承っております
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