F.O.Online Storeが全ブランドを1つに統合したサイト内検索サービスを導入 

F.O.Online Store

F・O・インターナショナルが運営する子ども服通販サイト「F.O.Online Store 」は、神戸デジタル・ラボのECサイト内検索サービス「sui-sei(スイセイ)」を導入しました。

 

「F.O.Online Store」は、F・O・インターナショナルが運営する子ども服通販において、それまではショップごとに運営していたECサイトを統合し、全ブランドの商品を購入できる通販サイトとして再出発したものです。

 

常時取り扱っているアイテムはそれまでの倍の1400アイテムにも上ります。このため、同社は開設時より検索システムの改良を考えていました。

そして、今回アパレルECサイトに強いノウハウを持つsui-seiの導入になりました。

 

sui-seiのこの分野での実績やノウハウ、そしてアフターサービスまでにおよぶ運営方針が決め手になったようです。

 

sui-seiにより掛け合わせ絞り込みの可能に

今回導入された「sui-sei」は、まず、年齢別、性別、カラー別、サイズ別、好みなどの絞り込み条件数が格段に増えました。

 

また、たとえば、「ベビー(70〜95cm)×ピンク系×カジュアル」といったように、複数の条件の掛け合わせによる絞り込み検索も可能になりました。

F・O・インターナショナルは、sui-seiと連携し今後もサイトを成長させていきたいと考えているとしています。

 

ネットショップのサイト内検索が売上をあげる

商品数が多いネットショップのサイト内検索は、今後ますます重要視されるでしょう。

特にスマホユーザーは、検索率が非常に多くなって来ています。

 

スマホユーザーは、スキマ時間を利用してネットショッピングしているケースも多いので、短い時間で目的の商品を探したいと考えているのではないでしょうか。

 

また、スマホサイトは画面の大きさが限られているので、PCのように商品一覧で探し辛いことも検索率が多い理由の一つと言えるでしょう。

 

つまり、サイト内検索が売上に大きく影響するということです。

 

あなたのネットショップのサイト内検索は、以下の3つの課題をクリアしていますか?

 

サイト内検索機能のレスポンス向上

検索しても結果が表示されるまでに非常に時間が掛かることを経験された人も多いのではないでしょうか。

表示まで3秒以上掛かっていると途中で諦めて離脱される原因になってしまいます。

 

また、絞り込み検索をつけて目的の商品にたどり着くまでの導線が短くなっていますか?

 

検索のミスマッチを防ぐ補助機能

該当商品0件など、検索のミスマッチがあると機会損失になってしまいます。

文字を入力した際にワードを予測するサジェスト機能はありますか?

類語は区別せず、関連後が表示されますか?

 

また、検索し辛い商品を取り扱っている場合は、検索のコツなどの説明があるとよいでしょう。

 

ユーザーのニーズや動向の解析

検索キーワードを解析できるようになっていますか?

解析したログを元にサイトの改善やマーケティングに活用しましょう。

 

このサイト内検索については、別の機会に詳しく書いてみたいと思います。

 

山中洋史

コンサルタント紹介:Hiroshi Yamanaka

ネットショップのユーザビリティや導線の設計を手掛けるデザイナー兼コンサルタント。
最近はUSPの構築など戦略全体から手掛ける事も増えているため、
クライアントの価値観や物事の本質を見極めることを心掛けている。

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